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【医師監修】不妊症の原因はこれだった | 女性不妊の原因と対策は?

 

以前、こちらの記事で不妊とは何か・35歳から高まる不妊のリスクと、高齢出産に伴うリスクについてお話しました。
 
↓ 不妊の意味やリスクについてはこちらの記事をチェック ↓
【専門医監修】不妊のリスクを知って正しいライフプランを

 

こちらの記事でもお伝えした通り、病院での不妊検査によって、日常生活では気付くことができない不妊の原因を知ることができます。
そこで、今回は不妊の原因として、実際にどのようなものがあるのかみていきましょう。

 

もっとも多くみられる女性不妊の原因―卵管障害

女性不妊(女性側に不妊の原因があるとされること)の原因として最も多いのが「卵管障害」です。
卵管は、卵子や精子の通り道となる大切な器官です。
この卵管が詰まっていたり、狭くなっていたりすることで、卵子や精子、受精卵の通過が妨げられる症状を卵管障害といいます。
 
卵管障害の主な原因としては、以下のようなことが考えられます。
・卵管炎(淋菌やクラミジアなどの感染による炎症)
・子宮内膜症による卵巣と卵管の癒着
・人工妊娠中絶の後遺症
 
卵管障害は検査・観察を行った後に手術を伴うこともあります。
例えば、「卵管造影法」という検査方法があります。子宮に造影剤を流し込み、観察する方法です。
造影剤によって卵管の詰まりが改善され、妊娠に成功するケースもみられます。
ですが、まずは不妊症の原因となってしまうこれらの病気を避けるために、性行為時のコンドーム着用など、身近なところから対策することをおすすめします。

 


女性不妊の原因2-排卵障害

卵管障害の他に多くあげられる不妊の原因としては「排卵障害」があげられます。
排卵は、「視床下部(脳)」「下垂体」「卵巣」のはたらきでおこるため、これらの部分に異常が起こることが不妊の原因となるのです。
 
視床下部と下垂体の障害は無排卵につながります。
また、甲状腺ホルモンの分泌異常や、卵巣の異常によって無排卵や無月経などから不妊の原因となる可能性があります。
これらの障害が起こる原因は強いストレスや過度な体重の増減などにより、これらが引き起こす体調不良も排卵障害の原因となります。

 


子宮の病気も不妊の原因になる可能性あり!

ここまで不妊の原因として排卵・卵管の障害を上げてきました。
ですが、受精が成立しても、子宮の病気が原因で受精卵が着床できず、妊娠が成立しないことから不妊の原因になってしまいます。
 
子宮の病気には以下のようなものが考えられます。
・子宮筋腫…遺伝子の異常が原因でできる良性の腫瘍
・子宮内膜症…子宮内膜の組織が子宮以外の場所で増殖してしまう病気
子宮筋腫は発生した場所によっては妊娠しにくくなる、といわれており、
卵巣障害で取り上げた子宮内膜症も、卵巣にチョコレート嚢胞ができ、排卵が障害されるといった可能性があります。
 
子宮の病気についてはこちらの記事で詳しくとりあげておりますので、ぜひご覧くださいね。
【専門医監修】子宮の痛みの原因と治療法|子宮筋腫・子宮内膜症・子宮がん

 


検査をしても不妊の原因が分からない場合も…

検査をしてもはっきりとした不妊の原因が見つからない場合を「機能性不妊」といいます。
実は、機能性不妊は不妊症によく見られるケースなのです。この場合、次のステップとして、腹腔鏡検査や卵子検査、体外受精などが考えられます。
大きな症状が無く、1年程度で自然と妊娠できるのがベストではありますが、実際には不妊の原因となり得る様々な症状が存在し、その治療に取り組んでいる方も多くいらっしゃるのも事実です。
 
不妊症に限らず、どんな病気も早期発見と、正確な治療が大切です。
もし検査で症状が判明した際には、ご自身の抱える症状を正確に把握して、専門医と治療の方針について相談してくださいね。

 

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