妊活1年目。まず何からはじめればいいの…?そんな方も多いのではないでしょうか。
まずはタイミング法で、毎月妊娠のチャンスを作るところからはじめましょう。
今回は、妊活に大切な「タイミング法」とターゲットの日となる「排卵日」についてお伝えします。
妊娠実現のために排卵日周辺の数日間性交渉を
「タイミング法」についてご存知ですか?タイミング法とは、妊娠しやすい日、つまり妊娠の可能性が高いと思われる排卵日の付近で性交渉を行うことです。
ここで勘違いして欲しくないのは、排卵日の1日だけ性交渉すればいい、 排卵日の1日だけに絞ってしなければいけない!と思い込んでしまうことです。
排卵日と予測される日の前後3日間程度を『妊活チャンスデー』と考え、妊娠のチャンスを増やすように心がけましょう。
また、「絶対にこの日!」と決めすぎると、自分も相手もプレッシャーを感じてしまうかもしれませんから、心と身体をリラックスさせて妊活していきましょう。
排卵日はどうやって予測するの?
排卵日を予測する方法には大きく次の3つがあります。
1. 検査薬チェック
まず1つ目は、排卵日予測検査薬を使用する方法です。
排卵テスターは市販されており、薬局などで購入することができます。
排卵日予測検査薬には様々な種類がありますが、一般には尿を用いた排卵日予測検査薬が用いられます。排卵日予測検査薬を利用することで、「黄体ホルモン」という排卵を促すホルモンの濃度を調べることができ、この濃度の変化をとらえて、排卵日を予測します。
排卵日予測検査薬を用いてチェックする場合、単純に尿の濃度による影響を受ける場合もあるため、他の方法と併用して判断するよう注意が必要です。
2. 生理・基礎体温計測から予測
2つ目は、過去の生理記録や基礎体温から予測をすることです。
毎回アプリを活用し生理記録を付け、次回の排卵日を予測できるようにしましょう。
また、基礎体温の計測も欠かせません。
生理が終わると、基礎体温はゆるやかに下がり始めます。
そして、その後高温期に入る直前に、一時的にガクンと下がります。
高温期に入る直前の体温が大きく下がった日、またはその翌日に排卵が発生します。
勿論、基礎体温はその日の体調なども影響するため、あくまでも目安とするようにしてくださいね。
3. 子宮頚管粘膜チェック
3つ目は、「子宮頚管粘膜チェック」です。頚管粘膜とは、子宮の入り口である子宮頚管から分泌される粘液のことです。
この粘液は、普段は塊となって子宮に病原体が入り込むのを防ぐ役割をしています。
排卵日に近くなると、この粘液が途中で切れずにスーと糸を引くように長く伸びます。
5㎝~10㎝程度には軽く切れずに伸びるようになります。
排卵日が目前になると、15㎝程度まで伸びることもあります。
ただし、伸びる長さには個人差があり、長さを断定することはできません。
判断をするためには、排卵日が近づくたびに何度も試してみて、自分の状態を知っておくことも大切です。
《チェック方法》
①両足を軽く開き、下半身の力を抜いてリラックス
②清潔な右手の人差し指と中指を、膣の中に入れる
③膣の奥のコリっとしたところを探す(ここが子宮頸管です)
④指を外に出して粘液がついているのを確認したら、2本の指を開いて伸ばす。
ご紹介した3つの方法を参考にして、ご自身の排卵日を予測してみてくださいね。
生理不順などにより、これらの方法では排卵日が分からない、もっと正確に知りたい、という方は、病院で調べることができますので、クリニックなどで先生に相談されることをお勧めします。
また、生理不順で予想が困難な場合は、病院で超音波検査をおすすめいたします。
より正確な排卵日を予測して、あなたの『妊活チャンスデー』を知るためにも、基礎体温や生理日、検査日などはアプリでしっかり記録するところからはじめましょう!
妊活アプリ「eggsLAB」では、記録の管理と正確なロジックに基づいた予測を出すことができます。こちらも是非、活用してみてくださいね。